【時事英語に学ぶ】(その3)ニューヨークタイムズ記事2018年12月6日 党派的トランプ批判

こんにちは(こんばんわ)。酒と映画と本を愛するアップアンドダウンです。

 

今回は、以下の記事です。

 

https://www.google.co.jp/amp/s/www.nytimes.com/2018/12/03/opinion/g-20-trump-susan-rice-china.amp.html

 

筆者は、スーザン・ライス氏。第二期オバマ政権時の国家安全保障担当大統領補佐官。この人については追い追い深く調べるかもですが、トランプ大統領の外交・安全保障政策を酷評する党派的立場を有するのは明らかでしょう。実際に赤字辺りの表現を読むと、キツいキツい。

 

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外交・安全保障専門家としての客観的な見識もあるのでしょうが、ある程度は、民主党大統領予備選を見据えてのセールスピッチでもあるのでしょう。アフリカ系アメリカ人女性であり、かつ、外交・安全保障エスタブリッシュメントとしては、トランプ大統領を蛇蝎の如く嫌うことは充分頷けます。

 

After G-20, no damage to speak of (20181206 P1 by Susan E. Rice)

 “… I have learned to brace myself for blows to our national standing every time Mr. Trump travels abroad ---- the mental equivalent of a preemptive defensive crouch.

Last weeks meeting in Buenos Aires was no different. In fact, it appeared to be an even more inauspicious moment than usual for a high-stake foreign trip. Ukraine and Russia remain on hair-trigger war footage, while President Trump resorted inexplicably to his classic “both sideism” rather than clearly condemning Russian aggression.”

    “With Mr. Trump back on American soil, we can safely conclude that at least this time, we dodged another blow to our national honor, even as we have surrendered our global leadership and become mostly global bystander.

We can only hope that Mr. Trump and his top advisers will now discern that less is more when it comes to this president’s travels abroad.

 

上記引用部分第一パラ赤字部分は、こういうことですね。

 

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    トランプ大統領が外遊する度に、何か失言をしやしないかと思い、心の中で防御姿勢を取ることになるくらいの意味ですね。まあ、トランプにとっては「余計なお世話だ!」ということでしょうが。

 

    ライス氏は、トランプ大統領の誤った外交政策の一例として、一触即発の戦時態勢にあるロシア・ウクライナ関係について、同大統領は明確にロシアを批判していないと指摘しています。

 

    また、G20ブエノスアイレス首脳会議ではアメリカ国家の威信への打撃は回避できたものの、世界でのリーダーシップを返上して、世界の傍観者になっちゃったよね、と酷評です。なお、このオピニオン記事は、トランプ大統領によるシリアからの米軍撤退発言前です。

 

    最後は、トランプ大統領が外遊する際には、やることが少なければいいと本人と周囲が気付けば?という感じで結んでいます。辛辣ですね。ニューヨークタイムズは所謂リベラル系の新聞であり、その傾向の論説が掲載される傾向があるのかもしれません。このオピニオンは、その一例ですね。

 

   知的に批判を加えるには参考になる表現かなと思います。