【たった一人のビブリオバトル】始めます。まずは、アメリカ。知っているようで知らない同盟国、そして、一番厄介な国。

こんにちは(こんばんわ)。酒と映画と本があれば、生きて行けるアップアンドダウンでふ。

 

  酒記事が多い今日この頃です。そして、多分一番読まれてますね。でも、流石に本についても書かないと看板に偽りありになりますよね。以下について話します。

 

1.「たった一人のビブリオバトル」について

2.  何を読むか、どう読むか

3.「11の国のアメリカ史」について

 

1.「たった一人のビブリオバトル」について

       要するに、書評カテですね。「ビブリオバトル」としたのは、将来、検索されやすいのではないかという下心があるからです。最近は、「ビブリオバトル」もかなり盛んになってきましたし、関心もどんどん高まりますよね(やや、希望的)。

 

2.  何を読むか、どう読むか。

       私は基本的に雑食型の読書をしてきました。人並みに速読にもハマりましたし、特定作家の作品を集中して読んだこともありました。それでも、幾つかの関心分野において自分の認識を大幅に変えるか、同分野での知見を画期的に変えた(だろう)本に出会うことがあります。今迄に読んだ本から、こういった本を中心にビブリオバトルしていきたいですね。

   そして、どう読むか。まずは、幾つかの本を同時並行で読み続けるやり方にしたいと思います。重いのと軽いのを組み合わせることになりますかね。また、内容の大小に従い、必要に応じ小分けにして紹介したいと思います。

 

3.「11の国のアメリカ史」について

      私達にとって最も重要な国は、祖国である日本を除けば、圧倒的にアメリカです。北東アジア地域が実質的に奇妙な戦時状態にある中で、アメリカは日本にとって死活的に重要です。

     アメリカ文化は先の戦争前から知られています。また、いわゆるアメリカ史は、科目選択の如何にもよりますが、比較的集めに学ばれている筈です。しかし、私達が、更に言えば私がこの重要かつ厄介な国の成り立ちを充分に理解しているかは、やや心許ないと思います。

    そこで今読んでいるのがこの本です。

 

 

11の国のアメリカ史――分断と相克の400年(上)

11の国のアメリカ史――分断と相克の400年(上)

   実のところ、上巻を買って一年以上積ん読になっていたのを改めて読み始めました(恥)。
   書名で内容が推測出来るのです(これは良い本の一つの特色だと思います。)が、ウッダード氏の主張は米国史は成立経緯や時期の異なる11の「ネーション」のせめぎ合いの中で進展してきたというものです。
   追い追い紹介して行きますが、この史観はアメリカでも高校レベルまでは教えられないものでしょう。大学学部レベルでも、「東海岸に上陸した建国の父達からの一貫した理想の下で発展してきた偉大なる国」以上の考えを超えた認識を持つことは困難なのでしょう。こういう感触は、この本を読み進めるうちに感じるところです。
    2019年1月20日現在、下巻の最終章に到達したところなので(汗)、全て読了後最初に戻ってご紹介することにします。
 

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   御一読ありがとうございました!