【日本酒の世界に酔いしれる】(27杯目)四谷三丁目のまろやかな酒

    こんにちは(こんばんわ)。アップアンドダウンです。美味しいお酒を呑み、良い映画を観て、素晴らしい本が読めれば幸せです。

 

   2月12日、東京・四谷三丁目の「さけの実」という店に参りました。店の情報をどうアップすれば分かりません。以下を読んでご興味が湧いた方は個別に検索して下さい。店名は「酒飲み」に通じます。

 

  この店は、四谷三丁目駅と四谷駅の中間あたりの新宿通りから一つ横道に入ったところにありまして目立ちませんが、スマホを見ながらであれば簡単に辿りつけます。カウンター10席足らずテーブル席も同様で、小さいながらも清潔で気分が良い店です。

 

   来店は今回で二回目ですが、ご主人は某国で大使公邸料理人を務めており、腕は折り紙付きであるというのが紹介して下さった方のご説明です。まずはビールで乾杯しまして、このようなお通しを頂きました。

 

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  中々上品です。

 

  さて、日本酒に移ります。今回は最終的に5種類の酒を頂いたのです(やや飲み過ぎか)が、全て料理に何が合うかを店主に確かめながら呑むことができました。全てまろやかな酒でした。「日本酒原価酒造」のようにチェーン展開している店で極めて多種の酒が揃っているのも酒飲みには嬉しいものですが、このさけの実のようにオーナーシェフがご自分で選んだと思われる酒を頂くのも良いものです。

 

   さて、一杯目は新潟の「鬼やんま」という酒です。やや色付きがあります。また、マイルドな舌触りであり、口の中で転がしても舌を刺す感じはしない純米酒です。瓶ラベルの印象とは違います。

 

 

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   茶碗蒸しを頂きます。中にウニの入ったやや贅沢な作りです。

 

 

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   そこにお刺身も集合です。賑やか。そして、焼売。

 

 

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   二杯目は、「北の勝」。北海道は根室の酒蔵の絞りたてです。根室に酒蔵があるとは知りませんでした。どういう経緯で仕入れたのでしょうか。これも中々にまろやかです。

 

 

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   恐らく、料理の邪魔をしない酒を仕入れているのでしょう。次回、一人で来たら尋ねてみたいですね。んで、ラム肉でちょっと様子が変わります。

 

 

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   三杯目に久留米の「独楽蔵」。これも初めての酒です。北へ南へと忙しいです。

 

 

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   やや色付きがあります。鼻に抜けていく香りが素晴らしいです。

 

 

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   この一品の名前は忘れました💦

 

 

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   四杯目に愛媛の「石槌」。これで四国にも来ました。かなり米を削った食中純米酒です。

 

 

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   色付き強く、味も濃いですね。香りも立った「強い酒」。正に、槌で叩かれたような感じがします。食事に負けない、食事と協奏する酒だという気がします。今回のベストです!

 

 

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   鱚の天ぷらに続きます。

 

 

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  さて、最後の酒です。ちと、意地汚いです💦三重「瀧水流」(はやせ)無濾過生酒で、「瀧自慢」。本州に戻りました( ^ω^ )

 

 

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    やや色付きの端正な辛口でした。「酒、人を呑む」とはならないで、ここでおしまい。ヤリ烏賊でツマミは締めでした。

 

 

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    最後は、余計だったかなあ。

 

    今度はまた、一人で来ます。ご馳走さまでした!