【日本酒の世界に酔いしれる】 (38盃目)3月10日 代田橋「しゃけスタンド」

   こんにちは(こんばんわ)。アップアンドダウンです。美味しいお酒を呑み、良い映画を観て、素晴らしい本が読めれば幸せです。色々ありまして、更新が遅くなりました。またまた、代田橋しゃけスタンド」です。犬の散歩かよ!という程、同じところばかり・・・実のところ、他の飲み屋(=立ち飲み屋)も開拓済なんですが、「美味い日本酒が飲呑めそうなところ」で日本酒をレポするというのが取り敢えずの目的ですので、こうなってしまいます。

    ちなみに、前回はこういう記事です。

 

 

upanddown.hatenablog.jp

 

 

 さて、一杯目。本日はツマミも頼まず、唎酒に集中しましたが、これでいいのやら。

 山形  「山川光男」 。 なんなんだろう、このラベルはw 

 

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    色付きはありません。純米酒ということなので、吟醸香はありません。舌で転がすとやや刺すものもありますが、味も含め全体的にまろやかですね。またまたラベルから影響を受けてもいけないのかもしませんが、「脱力系」でしょうか。山形正宗などを作っている蔵元が作っている「遊びの酒」という感じなのでしょうか。

 

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   そうであれば、ラベルとは良く合っています。かと言って、これを呑み続けるか?というと個人的にはどうかなと思います。   

 

 二杯目。高知「安芸虎純米吟醸安芸市の酒です。「たれくち」? ううむ、きちんと勉強しないと・・・ 

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    ともあれ、酒の色は10段階で「0.5」というところですか。  香り微かでありつつ、一口呑んで酸味が先立ち、それがずっと続きます。これは、 酸味が苦手な人には難しい酒かもしれません。強そうな虎を描いたラベルのメッセージ性にに合う強い酒ではあると思います。   

 

 三杯目。佐賀「天吹」(あまぶき)の純米大吟醸・生酒です。東京農大短大醸造学科の作った「花麹」を使用している由です 。

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   「大吟醸」ということなので、吟醸香は当然なのですが、鼻を近づける前に香り立つわけでもありません。実験的な酒なのでしょうか。

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   まだまだ、唎酒の鼻も描写力もない私には、何の花やあるいは何のフルーツと言えばか分からないので、やや歯痒いですね。  

 

 さて、最後の四杯目。滋賀「笑四季劇場  恋をするたびに」第9話選ばれた恋。

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「花酵母りんごの花」を使っているということです。色は10段階で0.5ということです。「笑四季」は「鈴傳」でも呑んでいて割と高評価なんですが、これは、「天吹」と同様、ぴんと来ませんね。

 

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 本来、四杯も呑めばぴんと来る酒がある筈なのです。そして、往々にして美味い酒は最後にやってくるんですが、今回は最後までぴんと来ませんでした。敢えて言えば、「安芸虎」が最もまっすぐ来る酒で好感が持てました。

 

 まあ、こういう日もあります。ご馳走様でした!