【日本酒の世界に酔いしれる】(39盃目)四谷「さけの実」再訪

   こんにちは(こんばんわ)。アップアンドダウンです。美味しいお酒を呑み、良い映画を観て、素晴らしい本が読めれば幸せです。先日、故あって、四谷「さけの実」を再訪しました。今回は一人です。孤独のグルメです。谷口ジローさんには、もっと漫画を描いてもらいたかったなあ。 

孤独のグルメ 【新装版】

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 以前も申し上げたように、この店のご主人は某大使館の公邸料理人をされていたということで、腕前は折り紙付きです。「南極料理人」ではありません。

南極料理人

南極料理人

   

 今回は、珍しくサッポロ赤星を注文。まあ、割と自制する感じで。

 

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酒カテは、基本的に色々な日本酒を体験するということです。良い、多彩な酒をお客さんに提供する一定の人気がある店に行きたいんですよね。しかも、料理との相性を考えて選んでくれたら更に良いです。「さけの実」はそういう店です。カウンターは7席ほどでテーブル席は二組八席。細長いスペースの奥にキッチンがある店をご主人とアルバイト?の女性定員が切り盛りしています。今回ご訪問した際には、私を含め9人のお客さんがゆっくりと食事と酒を楽しみました。声高に話す人がいるわけでもなく、落ち着いた雰囲気です。

 

   さて、お通しは「白菜とイワシのツミレ煮」。出汁の味と色合いが素晴らしいです。

 

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 お酒の一杯目は、新潟・魚沼の「雪男純米酒

 

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    ラベルが実に個性的です。今までの酒カテでもあるように、私は、酒の内容とラベルのコンビネーションに興味があります。上手く調和している酒だと感心しますね。

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それとは別に、このラベルには物語があります。魚沼辺りの民話で、おにぎりを貰った雪男がお礼に荷運びを手伝ってくれるというのがあるようで、この酒やラベルはこの民話によるものです。「さけの実」の酒は基本的に滑らかなんですが、この酒には強さもあり、武骨で力持ちの「雪男」に合っている気がしましたね。

 

さて、二杯目は、福井の「常山」超辛口です。

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   雪国の酒、そして辛口ということは共通していますが、ラベルは感じ2文字と対照的です。

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   もちろん、店主の方針から滑らかな口触りなるもやはり辛口。雪国を感じます。「雪男」もそうですが、この酒も辛さを主張しつつも、料理に寄り添って出しゃばらない酒ですね。今回のつまみ達。

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今日も酒以外は糖質フリー。美味い酒を呑み続ける為には健康管理もしっかりしたいものですね!

 

    ご馳走さまでした!また来ます!