【話題のふりかけ】令和元年、おめでとうございます!/皆様とお会いできた平成31年との今後

 皆様、令和元年おめでとうございます!皆様の新たな年が大変幸せなものになるよう心から祈念申し上げます。

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1.平成31年。ブログを通じて皆様とお会いできた幸せ

  たった4ヶ月で終ってしまった平成31年は、この「はてなブログ」を通じて皆様とお会いする幸せを得た年でした。そして、個人や国家の来し方行く末を微力なりとも考えた年でした。個人レベルでは、ブログという新たな可能性を得た年でした。リアルな生活において平成30年10月から日誌を書き始めたこともあり、今まで散発的に書いてきた公私の文書はともかく、ここに私の歴史が始まったと考えております。

  自分なりのこの「歴史」がないと、平成という大きな塊の時代を振り返ることに困難を感じることがしばしばでした。結局のところ、人間というのは刹那に生きる者。その場その場を「取り敢えず」でこなす者です。刹那を超えて成長するには、「歴史」を持たねばならない。そのためには「日誌」を記すことが一番です。そして、ブログはそれぞれの時の関心事項をもって外に繋がる行為です。

 

2.主に「守成」の時代だった平成と今後

  私は、日本の歴史とは、他国の歴史と同様、「破壊」→「創造」→「守成」を繰り返すものであると考えています。近くで言えば、「第一次石油ショックによる破壊」→「本格的な先進国への道とバブル経済という創造」→「バブル崩壊と失われた30年という守成」の時代です。我々は、国家が滅びない「戦後体制」において、長い守成の時代を生きています。人間は現状維持の生き物であり、外敵・災害の脅威・被害がない限り、現在の生活を守るのが自然です。実際、古来、日本での「破壊」には外敵等からのショックが主な原因だったと素人ながら考えます。

 現在の「守成」の時代はいつまでつづくでしょうか?そして、日本には「破壊」を超えて「創造」に向かう力が残っているでしょうか?日本をよりよく生存せしめるためのリーダーを選ぶシステムはきちんと機能しているのでしょうか?

 これらの問いへの私なりへの答は持っているのですが、今日はこの問いを置いておくのみにしたいと思います。拙ブログは主張しない「図書館ブログ」ではありますが、自分の根底にはこの問いがあり、心の中で何回も何回も戻ってきます。これが私の根源的な問いなのだと思います。そして、色々なネタを取り上げるに当たっても、仮に、それが他国のことであっても、他国を鏡にして日本を見るためのものになると思います。

 平成31年はこのようなことを考えさせる節目の年、あるいは黄昏の年でありました。

 

3.今後の拙ブログ

 以前ご紹介した「エッセンシャル思考」には、筆者のグレッグ・マキューン氏がロースクール在学中に進路に悩み、友人の結婚式に招待されて米国に赴いた際に自分の望みを新たな目で書きだしたシーンがありました。 

upanddown.hatenablog.jp

 結果、自分がやりたいこと、追求したいことには法律が全く入っていなかったということです。自分で自分の選びたい途をつきつめたところ、それは、教育/リーダーシップ関連であったことから、ロースクールを2週間後に辞めて故国の英国を後にして米国に留学したということです。流動性の高い米英で生きる高度専門職である同氏と日本に住む私たちとは環境が大きく違います。現在の職場から離れて包丁一本で働くことができる人も比較的少ないでしょう。私もそのような日本人です。

 しかし、それでも自分の中に上記のような問いを持って学びを続けることは可能だと思います。枝葉を省き重要な問いを問いかけ、その解答をファクト・エビデンスをもって導き出し、知るべき人に知らしめるかが重要なのだと思います。個人としても、国家としても、「問いを発し、問いに答え、答を知らしめる」という三つを如何に高度になしていくかが、社会の中、あるいは、地球の中で重きをなすための命題だと思っています。

 このような問いを根底に持ちつつ、皆様の参考になりそうな記事を今後も書いていきたいと思います。酒カテについても、「地方の力」を体現する酒蔵訪問なでしていきたいですね・・・まだまだ初心者ですが、よろしくお願いいたします。

 駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます!

 改めて、令和の御代に読者の皆様が益々ご発展されることを祈念して取り敢えず擱筆いたします。