【日本酒の世界に酔いしれる】(36盃目)2月28日「鈴傳」
こんにちは(こんばんわ)。アップアンドダウンです。美味しいお酒を呑み、良い映画を観て、素晴らしい本が読めれば幸せです。また行ってしまいましたね!寒い雨の日に「鈴傳」。前回はこないな感じでしたね。
至福のカウンターには行けず、店の方でお新香と一人呑み。相手は、「笑四季」センセーション!が、写真が見当たらない。今回は、店が多忙で写真が撮れませんでした。
まあ、前も頂きましたね。香りあり、味あり、酸味薄く呑みやすさは変わりません。
酒屋部分はやはり、酒の宝庫!などと思っていると一升瓶だなどを買うお客さんが何人か到来。
雨ですが、人気です。角打ちは一種のアンテナショップ。
やはり、気になった酒をまとめ買いして適切な料理と合わせるのがいいのでしょう。
そこに気持ちが良い仲間がいれば最高ですね。いかに学歴があってもエラくてもゴーマンな人間は駄目ですね。
酒が分かる友人に素晴らしい組み立てで酒食を振る舞いたいつなぁと思いつつ「笑四季」をにやけて呑んでいると、定位置に誘いが。実のところ、酒は数日前の面々です。そこで、最近は袖にしていた「手取川」。
改めてご尊顔を拝見すると、色は10段階で2.5。やや樽の香りを感じるのは何故でしょう。素朴な村の酒。祭で呑みたいですね。寒い夜、素朴な温奴とと合いますね。
「定位置」(自称)はカウンターのドンつきです。週2回で「鈴傳」に来ると立てます(嘘です。)。トイレを挟んでのドンつきのテーブルは大体4人が一緒に立ち呑みなんですが、割と面白い話をしていることが多いですね。
先日は、この辺りが戦前はスラム街であったなどと蘊蓄を漏らしておられる方がいました。こういう一言は重要で、それで四ッ谷近辺の地勢について知るきっかけになり、「東京ディープ案内」といったサイトを見ることになったわけです。
そこから、永井荷風がこの近辺を散策した随想に行ききました。この「鈴傳」のある新宿区若葉や四ッ谷荒木町は低地、すり鉢地で後者については「日本スリバチ学会」で一級スリバチ地に認定されたとか。この間は「あたごのまつ」蔵元の米国人杜氏の関係者が大勢来たりですね。今回は、将棋の女性プロ崩れとかその友人とか(将棋については、別途語ります。)。
そうこうするうちに三杯目。先日も呑んだ「賀儀屋」。以前のラベルの写真がありました。勢いと潔さがあるラベルです。
色は10段階で1.5、三杯目であるから重く感じるのかもですが、それだけでなく、酸味が重さの原因ですね。締めには良い酒です。
合わせるにハンペンの明太子挟みですね。まあ、これも酒の邪魔をしない脱力系ツマミですかね。
やはり、少なくとも一週間は開けないと、新しい酒の紹介はできませんね。でも、「賀儀屋」は締めには良い酒でした。
ご馳走さまでした。また来ます。
【次回予告】「日本酒原価酒蔵」五反田店です。生暖かく見守ってください。
かぎやとハンペン 色は1.5 三杯目なので重い 軽い酸味あり 重みの正体は酸味